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くせもの

kobanasi        

 
お寺に泥棒が夜中にこっそりきて、お賽銭を盗んだ。箱へ入れて背負って仁王門をでようとすると、

 仁王が見つけてむんずとつかまえて、ねじ伏せて大きい足でふむ。「おまえは何者だ」

 泥棒はふまれたはずみに一発ブゥ、

 仁王鼻をつまんで「くせーものォ」

 泥棒「におうかァー」

小ばなし歳時記 加太こうじより


 

浅草の観音様

 浅草の観音様の仁王門の仁王は立派な体つきで、健康そのものである。そこで、紙を噛んで仁王のからだへぶつけて祈ると、紙が当たったところが丈夫になるといわれている。

 ある夫婦者が仁王門の前にきた。亭主が紙を噛んで投げると仁王のヘソのあたりに当たった。

 女房がそっと亭主にいう「もすこし下のほうがよい」

小ばなし歳時記 加太こうじより

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公開日:
最終更新日:2014/06/06

 
  •  制作者 seiwa
     年齢  じじ
     住処  埼玉県
     仕事  話し方教室講師
     

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