笑い話18



料理の本に”びっくり水”を差す、と書いてあるのを見た若い女性が、スーパーへ行き
店員さんに「びっくり水はどこにありますか?」と聞いた。
それを聞いた店員さんは「ちょっとお待ちください」と言って、あちこち捜した。


「きまってらア、お前の家に行くところよ」
一本とられて悔しく、次に会ったので、
「オーイ、福の神。どこへ行く?」
「お前の家から出てきたところ」
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「フグをもらったが、どうも気持ちが悪い。食いたいとは思うが・・・」
「あの乞食に食わせてみて、なんともなければ、それから食おう」
フグ汁をつくり、乞食にやった。
しばらくして見にいくと、別状はない様子。
大鍋いっぱいのフグ汁を食い、楊枝をつかいながら乞食に、

「この汁をお食べなさったか?」
「食ったとも」
「それでは、これからいただきましょう」
高野 澄 『江戸の笑い話』 より


「○○さん、久しぶりやないの」
「しばらく見かけなかったけど、どないしてはったん」
横から別のお年寄りが、
「あんた、変なこと言うなぁ、病院に来なかったということは、元気にしてはったんやないの、なあ、○○さん」
「それが、調子が悪うて来られませんでしたんや。ここんとこ、だいぶ元気になったから病院に来ましてん」
桂 三枝 より


翌朝、娘が氷枕を取り、台所でタオルを取ると、なんと、冷凍の魚が解凍されていた。
桂 三枝 より
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公開日:
最終更新日:2018/08/12