笑い話4


古女房が嫌になり、そう言ったら、女房は「出てゆく」という。
正装し、化粧した女房をみると、まんざら悪くもないと思ったが、言い出した手前、どうにもならぬ。

「舟賃を払え」
「お前とあたしのあいだで、舟賃など」
「離縁した以上は夫婦ではない。舟賃が払えぬなら、家に戻れ」
江戸の笑い話 高野 澄 編
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名前の比喩
【Ⅰ】 鶴田浩二か道路工事か
【Ⅱ】 「どれくらいの違いかって?」
「和田アキコか矢田亜希子くらいの違いさ」


「シーッ。しずかに。」
不思議に思って、近づくと、
「大豆じゃ。おおきな声でいうと、カラスや鳩に聞かれてしまう。」
江戸こばなし


だいこん役者が車に乗ってやってくる。
小津安二郎

時間がありましたので、ロビーにいらっしゃるお客様を拝見させていただきました。

洗練されたファッション、どことなく気品に満ちたお顔、目の覚めるような抜群のスタイル、
そんなかたは、誰ひとりいらっしゃいませんでした。
綾小路きみまろ
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公開日:
最終更新日:2018/08/12